2026年、宿泊業界は『通じる英語』の先にある『リピート戦略』を求め始めた

2026年01月09日

実は今、少し驚いています。


2026年の仕事始めとなった1月5日。

私の手元にあるサイトの分析データを見て、ある「確信」を持ちました。


これまで、私のもとに届く相談の多くは「スタッフにどう英語を教えればいいか」という、いわば「やり方(How-to)」の話でした。

ところが、年明け早々に急増したのは、全く違う言葉たちだったのです。 「インバウンド戦略」「集客のリピート化」「海外への販路開拓」。

これを見て私は思いました。 「ああ、感度の高いオーナーさんたちは、もう気づいているんだな」と。 「ただ英語が通じるだけ」では、もう勝負にならない時代が来たことに。

「通じる」は、もう当たり前のマナーになった

数年前までは、スタッフが片言でも英語を話せば「Wow!」と喜ばれました。 でも、2026年の今はどうでしょうか。

スマホをかざせば完璧な翻訳が出る。AIが多言語で案内してくれる。 そんな時代に、スタッフが「通じる英語」を一生懸命話すことの価値は、残念ながら相対的に下がっています。それはもう、宿を清潔に保つのと同じ「最低限のマナー」になってしまったのです。

では、私たち人間にしかできない「価値」とは何でしょうか。 それは、目の前のお客様を「あなたの宿のファン」に変え、日本を離れた後もずっと続く関係を築くことです。

接客のゴールを「Thank you」で終わらせない

私が提案しているのは、単なる英会話の研修ではありません。 宿泊中の接客を、「外貨を稼ぎ続ける仕組み」の入り口に変えることです。

滞在中: カタカナ英会話でスタッフが「自信」を持って接客し、お客様の心を掴む。

帰国後: 宿で気に入った商品をAmazonやeBay(越境EC)で買い続けてもらう。

接客のゴールを「ありがとう」で終わらせるのか。 それとも、「帰国後もあなたの宿のセレクト品を注文し続けてもらう」ことに設定するのか。 この差が、円安や不況に左右されない、強い経営基盤を作ります。

なぜ、あえて「カタカナ英会話」なのか

「戦略はわかった。でも、現場にそんな余裕はないよ」 そう思われるオーナーさんも多いはずです。

だからこその、私の「カタカナ英会話」です。 これは単なる英語の練習ではありません。現場を動かすための「実行エンジン」です。

中学英語も怪しいスタッフが、わずか30分の研修で「これならいける!」と自信を持つ。 心に余裕ができるからこそ、お客様の顔を見て、戦略的な「おもてなし」ができるようになる。

どれほど立派な「戦略」という設計図があっても、現場を動かす「自信」という燃料がなければ、それはただの紙クズです。

2026年、あなたはどちらの道を選びますか?

今、宿泊業界は残酷なほど二極化しています。

翻訳機に頼り切り、価格競争の渦に飲み込まれる宿。

スタッフが自分の言葉で語り、帰国後も外貨を稼ぎ続ける宿。

データが示す通り、感度の高い経営者はすでに後者の準備を始めています。

この「1月の激変」をチャンスに変えたい。 スタッフを戦力に変え、リピートの仕組みを作りたい。

そう願うオーナー様は、ぜひ一度、私の著書を手に取ってみてください。あるいは、私に直接、今の悩みを聞かせてください。

あなたの宿の「現場」が動き出し、「外貨」が積み上がる。 そんな未来を、一緒に作りましょう。

長谷川 雄一朗 (インバウンド戦略コンサルタント / 株式会社JETTA 代表)※香川県高松市を拠点に活動しています